長野市(長野) 茶臼山(729.9m) 2023年1月15日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:50 中尾山温泉−−5:01 花井神社−−5:19 590m鞍部−−5:21 ソーラー発電所入口−−5:31 車道終点−−5:45 668m峰−−6:01 640m鞍部(一本松)−−6:22 茶臼山−−6:39 640m鞍部(一本松)−−6:49 祠−−6:53 廃林道−−7:01 車道終点(登山口)−−7:05 中尾山温泉

場所長野県長野市
年月日2023年1月15日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に広い駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無藪と言うほどではないが登山道に笹が被る区間あり
危険個所の有無無し
冬装備無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント昨日に先週に引き茶臼山トレッキングコースの小松原コースと一本松コースで周回ルートを組み、一本松から山頂を往復した。昨日からの高温で山の雪はほとんど消えて凍った箇所はなくなったが、一本松コースの下りは湿った土で滑りやすく注意が必要だった




中尾山温泉まで自転車で頑張る。これが一番疲れる 中尾山温泉
花井神社 花井神社前から見た長野市街地の夜景
590m鞍部 ソーラー発電所入口
車道終点 送電鉄塔分岐
送電鉄塔方面は通行止めのように枝が置かれていた 笹は僅かに濡れていた。白い粒は霧の粒子
一本松(640m鞍部) 縦走路の茶臼山分岐
濃い霧が流れる茶臼山山頂 茶臼山山頂の三角点
一本松コース標高540m付近の祠 廃林道に合流
昨日と違って廃林道を右へ下ってみた 切通し状になり両側から土砂が流入
傾斜が緩むと沢沿いに出て砂防ダム登場 舗装された廃林道を進む
枝沢が廃林道を横断、路面は破壊されていた 左手(北側)には真っ白な崖が林立
廃林道終点 フェンスの向こう側が一本松コースの登山口
ここからフェンスを回り込んで廃林道から車道へ出た 廃林道終点
中尾山温泉西の林道分岐と正願寺地蔵尊と稲荷大明神 林道分岐の標識
中尾山温泉前からは「山麓アップルコース」も分岐する 中尾山温泉の建物群。意外と大きい
中尾山温泉から見た白い崖 下界へ下る車道


 今日も左膝のリハビリトレーニングのため茶臼山を目指すことに。天気は低気圧が通過中で長野の予報は曇後雪。ネットで短時間予報を見ると早朝は雪は降らないようだ。一応、降られてもいいような装備を持って自転車にまたがり中尾山温泉へ。気温は昨日に引き続き高めであり、もし降ったら雪ではなく雨であろう。昨日のように笹が濡れていたら不快であるが、今回はカッパのズボンを着て歩こう。

 中尾山温泉までの車道に凍結は無し。ここまでの自転車漕ぎで体温が上昇して歩き出しの格好はTシャツの上にウィンドブレーカを引っ掛けただけの軽装でちょうどいい。花井神社までの急坂の登りでまだまだ運動量がある。

 花井神社前からの夜景では背後の志賀高原の山々のシルエットが見えるのだが、今日は山並みに低い雲がかかっていた。590m鞍部を越えてソーラー発電所を通過して車道終点へ。668m峰周辺の登山道にはみ出した笹の葉は夜露で僅かに濡れている程度で、これなら雨具は必要なかったかもしれない。もっと気温が低ければ霜が降りて濡れていなかっただろう。

 640m鞍部(一本松)に出て道が良好になると、昨日のように踏み固められた雪がカチカチに凍っているはずだったが、今日はすっかり雪が溶けて消えていた。それだけ昨日からの気温が高いということだろう。凍結が無いので長靴でも非常に歩きやすくて助かる。ただし水たまりが所々にあり、暗闇で霧が流れて極端に視界が悪い中では水たまりの存在が分からず、何度か足を突っ込むことも。今履いている防寒長靴は昨年から頻繁に使っており、長靴でスノーシューを履くことも多くて、スノーシューのエッジで長靴の側面を引っ掛けてゴムが避けた箇所があり、長靴なのに場所によっては浸水することも。今回は1か所の水たまりで浸水があったが小規模であり、その後の冷たさは長続きせずに済んだ。

 雪が無い登山道を上がってガスの中の茶臼山山頂に到着。今日もまだ真っ暗のままである。たまには明るい時刻にここに立ってみたいものだ。

 霧によりLEDライトの光が目の前で拡散して極端に視界が悪かったので、下山時はヘッドライトと頭から外して手で持ち、できるだけ低い位置から前方を照らしてみた。これは自動車のフォグランプと同じ原理であり、視界が非常に良くなった。頭にライトを点けたままだと自動車でハイビームで霧の中を運転するのと同じであった。もっと早く気付けばよかった。

 一本松からの下りもほとんど雪が消えてなくなっていたが、雪解け水で土が緩んでドロドロであり、雪と同じように滑りやすく歩きにくい。雪と違って泥はコケると衣服が泥だらけになってしまうので雪よりもずっと始末が悪い。

 廃林道に出てから登山道は左に下るが、今回は右の廃林道を辿ることにした。この廃林道は地形図に記載されており、中尾山温泉西側の車道でトレッキングコースと合流するはずである。廃林道はコンクリートの簡易舗装だが、切通し状の両側の土の法面から土砂が流入して本来の道幅よりも狭くなっている。急な下りでは土砂の押し出しが酷くなり、路面はほとんど土砂に覆われていた。

 谷筋に出ると傾斜が緩んで谷の左岸側にコンクリート舗装の広い林道が延びている。この区間は現役の林道と遜色が無いが、一か所だけ涸れた枝沢が林道を横断する箇所で路面が大量の砂で覆われていて、大雨の時にその上を水が流れたようで30cmくらいの深さの溝が掘れて車の通行は不可能な状態であったが、バイクの轍らしきタイヤ痕が乗り越えていた。歩く分には全く問題なし。この枝沢の源流は白い崖であるが、廃林道からでは立ち木が邪魔したり地形的に視界が遮られたりして崖をきれいに見ることができないのが残念。登山道はあの崖の裏側を巻いている。崖の岩は砂岩かと思っていたが、ネットで調べたら凝灰岩(火山灰が固まった岩)だそうだ。

 氷った水をたたえた堰堤脇を通って傾斜が緩むと廃林道終点で、車道との合流点には車止めの柵が設置されていた。これは登山道を通った時に見ているものであり、工事のため通行止めなのではなく土砂崩れで通行不能だからであった。柵の横の獣道?を通って車道に出た。

 車道を歩いて中尾山温泉前に出ると篠ノ井方面を指して「山麓アップルコース 茶臼山動物園 2450m」との標識が出ていた。茶臼山トレッキングコースのパンフレットが納められた箱が設置されており、内容はネットで見たPDFファイルと同じであった。どうやら要所にこのような箱が設置されているようだ。ここは一本松コース、小松原コース、山麓アップルコースの3つの起点でありまさに要所である。

 デポした自転車にまたがって帰宅。帰りは下り坂なので歩きより格段に楽ちんで快速。急坂では時速40kmほどスピードが出ていた。

 

都道府県別2000m未満山行記録リスト

 

日付順2000m未満山行記録リスト

 

ホームページトップ